- バーテンダーの仕事とは?
- バーテンダーの年収はどのくらい?
- バーテンダーになるには?
- バーテンダーに必要な資格は?
- バーテンダーの将来性は?
- バーテンダーに向いているのはどんな人?
- バーテンダーになるにはこの学科!
- バーテンダーに関連する仕事は?
バーテンダーの仕事とは
アルコールだけでなく、知識や会話、所作なども含めた
高品質なサービスを提供するプロ
バーテンダーの仕事は、バーで飲料を提供することが主な役割です。お客様から注文を受け、ビールやワイン、軽食を提供する他、カクテルなどを作ります。
カクテルとはアルコールやジュースなどに果汁やシロップなどを混ぜ、シェイクしたりステアリング(かき混ぜ)して作られるもののことです。ただ単に材料を混ぜて提供するだけではなく、きちんとレシピ通りに作るのはもちろんのこと、シェイクやステアリングでお客様を楽しませたり、グラスに注ぐ際、比重差を利用して色を分け美しく見せるなど、バーテンダーにはエンターテイナーとしての一面もあります。
時には新しいカクテルの開発や、コンテストへの挑戦、特別なイベントの企画なども行います。
お客様とのコミュニケーションも大切。好みを聞きながら、最適な飲み物を提案したり、楽しい会話を提供することで、その場の雰囲気作りも担います。サービス、ホスピタリティ、会話や雰囲気を読む力など多方面の能力が求められるクリエイティブな仕事です。
バーテンダーの年収はどのくらい?
バーテンダーとして勤務している人の平均年収は340万円程です。(厚生労働省提供 職業情報提供サイト「job tag」調べ)
ホテルなどのラウンジや街中のバーに所属している場合は、正社員やアルバイトなど勤務形態によって給与に差が出ることもあります。
また独立して個人のバーを経営していたり、「ワールドクラス」と呼ばれる世界大会など有名なコンテストに出場して好成績を残せば、集客が増えてさらに多くの年収を得ることも可能でしょう。
バーテンダーになるには?
バーテンダーに必要なのは、カクテルの種類やレシピを覚えることだけでなく、接客スキルや語学力などホスピタリティに関する知識や技術も必要です。レシピなどは独学で覚えることができても、接客スキルは1人で鍛えることは難しいでしょう。その場合、バーテンダーについて学ぶことができる専門学校やシティスクールなどで学ぶことができます。
すでに就職済みでバーテンダーとして転職を考えていたり、大学や他の専門学校を卒業済みの人であればシティスクールでも問題ありませんが、高校卒業後バーテンダーになりたい人や飲料サービス全般を学びたい人であれば、専門学校への進学をお勧めします。専門学校を卒業すれば「専門士」の称号を取得できます。(文部科学大臣が指定した課程である必要があります。)
専門学校ではカクテルの種類や作り方、接客マナーやコミュニケーションスキルなど、バーテンダーに必要な基本的な知識と技術を学ぶことができます。講師はプロのバーテンダーであることが多いので、直接プロのスキルを教わり、実践的なスキルを身につけることも可能。
またシティスクールなど短期間での修学ではなく、2年(もしくは1年)しっかりと学べる他、在学中にホテルや飲食店でのインターンシップやアルバイトもできるので、現場を体験しながらお客様対応のスキルを学ぶこともできます。
就職活動も、バーテンダーを学べるコースを設置している学校であればホテル学科などが併設されていることもあり、卒業生や有名ホテルとのネットワークがあるのでホテルに併設されているバーなどへの就職も目指すことができます。
バーテンダーに必要な資格は?
バーテンダーには特定の資格が必要ないことが多いですが、いくつかの資格を取得するとキャリアに役立ちます。
バーテンダー呼称技能認定試験、インターナショナルバーテンダー呼称技能認定試験
日本バーテンダー協会(JBA)が実施する技能検定で、カクテルの知識を証明できます。
ソムリエ呼称資格認定試験、ワインエキスパート呼称資格認定試験
日本ソムリエ教会(J.S.A.)の実施する、ワインをはじめとした飲料サービスの専門知識やテイスティング能力を測る試験です。
その他、英語などの語学力の資格やマナーやホスピタリティに関する資格も取得しておくといいでしょう。
- TOEIC
- 実用英語技能検定(英検)
- ホテル実務技能認定試験
- ホテルビジネス実務検定
- レストランサービス技能検定(国家検定)
- マナー・プロトコール検定
- サービス接遇検定
バーテンダーの将来性は?
テクノロジーの発展で、接客サービスでもロボットなどが活躍し始めていますが、会話やスキルでお客様を楽しませるバーテンダー業界においてはサービスに関わる「人」は欠かせません。
海外からの旅行客が増えている中、異なる言語や文化に応じたサービスで接客対応が可能なバーテンダーの需要が増加していたり、カクテル文化の広がりにより、多くの人が新しい飲み物やユニークなカクテルを楽しむようになっています。特に健康志向の高まりにより「モクテル」といったノンアルコールカクテルや低アルコールの飲み物のニーズも増えています。
こういった新しいニーズが求められるバーテンダーは将来性のある仕事と言えるでしょう。
バーテンダーに向いているのはどんな人?
- 人と接することが好きで、コミュニケーション能力が高い人
- 想像力が豊かで、クリエイティブな発想ができる人
- 手先を使った 細かい作業が好きな人
バーテンダーになるにはこの学科!
名古屋ホスピタリティ・アカデミー ホテル学科 レストランサービス&バーテンダーコース
お客様の大切なひとときを演出する
お食事や飲み物でお客様をおもてなしするホスピタリティを学ぶコースです。飲料サービスに関する知識や技術だけでなく、ホテル実習などホテリエとしての知識や技術を身につけるので、ホテルに併設されているバーラウンジなどバーテンダーとして活躍できる場所が広がります。
バーテンダーに関連する仕事
- ホテリエ
- ソムリエ
- レストランスタッフ