ドレスコーディネーターになるには?
- ドレスコーディネーターの仕事とは?
- ドレスコーディネーターになるには?
- ドレスコーディネーターの年収はどのくらい?
- ドレスコーディネーターに必要な資格は?
- ドレスコーディネーターのの将来性は?
- ドレスコーディネーターに向いているのはどんな人?
- ドレスコーディネーターになるにはこの学科!
- ドレスコーディネーターに関連する仕事は?
ドレスコーディネーターの仕事とは?
お客様の特別な日のために最適なドレスを提案
ドレスコーディネーターは、その名の通りドレスをコーディネートする人のことです。人生でドレスを着るといえば結婚式が思い浮かぶでしょう。結婚式や披露宴などで新郎新婦が着るドレスを選び、そのドレスに合うアクセサリーやヘアスタイルなどを考え、提案するのがドレスコーディネーターの仕事です。
具体的な仕事内容は、新郎新婦との打ち合わせからスタート。結婚式のテーマやイメージ、好みを詳細にヒアリング、その情報を基に、花嫁にはウェディングドレスやカラードレス、花婿にはタキシードを提案し、それぞれの体型や肌の色に合った最適な一着を選び出します。
試着ではフィット感や動きやすさを確認し、必要に応じてサイズ調整やリフォームの手配を実施。ドレスやタキシードが決まった後は、それに合わせたアクセサリーや小物を選定し、全体のバランスを整えます。当日は、花嫁の着付けに加え、写真撮影や式の進行に合わせてドレスの調整をサポートします。
新郎新婦が理想とする結婚式を実現するために、衣装選びから当日のサポート、アフターフォローに至るまで、きめ細やかな対応を行う、ブライダル業界において重要な役割といえます。
ドレスコーディネーターになるには?
ドレスコーディネーターになるための進路としては、「専門学校に進学する」「大学・短大に進学」するという道があります。
専門学校に進学する
ウエディングプランナーやブライダル業界を目指すことに特化した学科やコースがあり、そこでドレスコーディネーターを目指せることが多いです。色彩感覚やブライダルに関する知識など即戦力となるスキルを身につけます。
専門学校の中には、学生を新郎新婦に見立てた模擬挙式や実際にカップルを募集して本物の結婚式を行う学校もあり、将来の仕事や業務内容をリアルに体験できるメリットがあります。また、学校からの紹介があったインターンシップやアルバイトを通じて在学中から実際の現場での経験を積むチャンスも豊富です。
大学・短大に進学する
大学や短大でドレスコーディネーターに特化した学部はあまりありません。服飾系の学部や美容系、短大でブライダルが学べる学科を設置している学校がいくつかあり、そういった分野でドレスコーディネートに関する学びができることもあります。
一般的に大学は幅広い知識を学び、専門分野を深く研究する場所であるため、就職に直結したスキルを身につけるよりは知識の探求・研究がメインです。
それぞれのメリットを考慮し、自分の目指すキャリアに最適な進路を選ぶことが重要です。
ドレスコーディネーターの年収はどのくらい?
ウエディングに関わる職業の年収は、企業や経験年数、地域、職種などによって異なります。一例を挙げると、ウエディングプランナーは年収は394万円程度が相場です。後輩の育成などに携わるマネージャーやリーダーとしての役割を担う立場になれば、さらに高い年収が期待できます。また、パートタイマーやアルバイトといった働き方もあります。
(厚生労働省提供 職業情報提供サイト「job tag」調べ)。
ドレスコーディネーターに必要な資格は?
ドレスコーディネーターになる際、「この資格がなければ業務ができない」というような資格はありません。
ただ以下のような資格を取得していると、就職活動の際に業界への知識や専門性を持っているとアピールすることができます。
- WBJ認定ドレスコーディネーター…婚礼衣装に関する知識や技術の証明となるブライダル業界初の認定プログラム。
- ブライダルコーディネート技能検定【国家検定】…1級〜3級まであり、ブライダル業務の全般的なスキルと知識を認定する国家検定。
- ファッション色彩能力検定…1級〜3級まであり、ファッションの色彩知識の基礎を持っている証明になる検定。
ドレスコーディネーターの将来性は?
若年層の人口減少に伴い、結婚する夫婦の数は減少傾向にあります。
その一方で、挙式や披露宴にかける費用は増加。新郎新婦が「自分たちらしい結婚式をしたい」と考える傾向にあり、自身のドレスに加え、新郎のタキシードにこだわったり、花嫁のサポート役をする友人数人を「ブライズメイト」として、お揃いのデザインのドレスを着用する…などの際にドレスコーディネーターの需要があります。
なにより、ドレスのデザインやシルエット、似合わせといった相談の際に、適切なアドバイスをしたり話を聞いて寄り添ってくれる大切な存在として、今後も必要な仕事だといえます。
ドレスコーディネーターに向いているのはどんな人?
ドレスコーディネーターは、ドレスやファッションに対する知識やセンスが求められます。流行やスタイルに敏感で、どんな色やデザインが人を引き立てるかを考えるのが好きな人が向いています。
またファッションのアドバイスを求められたことがあったりした人にもピッタリの仕事でしょう。
ドレスコーディネーターになるにはこの学科!
魅力を最大限に引き出せるスキルとトータルコーディネートのセンスを磨く
和装・洋装のドレスコーディネートに限らずヘアメイクなどトータルコーディネートを学び、新郎新婦を際立たせるドレスコーディネーターを目指します。
学科主催のドレスショーやインターンシップ、模擬結婚式など実習も多く、実践を通じて実力を磨きます。
ドレスコーディネーターに関連する仕事は?
- ドレススタイリスト
- フラワーコーディネーター
- フローリスト
- ビューティーアドバイザー
- エステティシャン
- ネイリスト